2024年12月10日に第51回勉強会として、株式会社日立製作所 サステナビリティ推進本部 主管増田典生様より、「 ESGと財務の関係分析／AIを活用したサステナビリティ経営の未来シナリオシミュレーション― 日立製作所の取り組み―」と題して、また一般社団法人サステナブルファイナンスプラットフォーム運営協会代表理事 金岡良浩様、事務局長 小野祐文様（日立製作所ご所属）より、「サステナブルファイナンスプラットフォーム運営協会の取組　上場企業と運用機関をつなぐSustainable Finance Platform / Engagement Support Service」と題してご講演いただきました。

企業の環境や人材等への取り組みはどのような財務インパクトを創出しているのか、日立製作所様ではそうした非(未)財務と財務の関係分析を京都大学経営管理大学院様のご指導もいただきながら2022年から行っています。また同大学と共同開発したAIを活用してESG経営の未来シナリオシミュレーションも行っており、経営の高質化の可能性を探っています。日立製作所様からはこれらの取り組みについて説明いただき、会員との意見交換を行いました。
一般社団法人サステナブルファイナンスプラットフォーム運営協会様では、金融機関と事業会社が参画しサステナブルに資本市場を発展させるべく、プラットフォーム構築に取り組んでおり、SASBスタンダード、ISSB・S1およびS2号に適合した投資家と事業会社の対話テンプレートも展開しています。この取り組みについてご説明いただき、会員との意見交換を行いました。