【お知らせ】第18回勉強会を開催しました。
2022年4月27日に第18回勉強会として、一橋大学商学部教授 加賀谷哲之様、内閣府知的財産戦略推進事務局参事官 川上敏寛様より、「企業価値創造のための開示・ガバナンス改革 -知財・無形資産ガバナンスの役割と展望」と題したご講演をいただきました。
過去30年間、日本企業は価値創造をめぐるグローバル競争で十分な成果をあげることができていないことの理由の一つは、企業価値の決定因子である知財・無形資産に対する投資が十分に行われなかったためだと考えられています。講演では、そうした原因について定量的に・定性的に解析をしたうえで、日本で進展する知財・無形資産ガバナンスをはじめとする開示・ガバナンス改革に期待される役割や今後の展望について、加賀谷教授にご説明いただきました。
また、「知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会」(座長:加賀谷哲之一橋大学商学部教授、
事務局:内閣府知的財産戦略推進事務局・経済産業省産業資金課)から、2022年1月に「知財・無形資産ガバナンスガイドライン」が公表されましたが、その策定の経緯と全体像について、川上様よりご説明いただきました。
講演終了後、会員との意見交換を行いました。