2025年3月11日に第54回勉強会として、EY新日本有限責任監査法人のプリンシパル 茂呂正樹様、プリンシパル 川崎武史様より、「COP16(生物多様性)のフォローアップと日本企業が注視すべきサステナビリティ動向（オムニバス法案）について」と題してご講演いただきました。

自然資本の劣化は、単なる環境問題にとどまらず、企業の財務リスクとして認識されつつあります。 近年、ESG投資の進展やTNFDの枠組みを通じ、企業価値の考慮要素として「自然資本」が本格的に組み込まれる動きが加速しています。「自然資本」とは何か、 ビジネスとどのように関わるのかという基礎から、昨年2024年に開催され、今年の2月にも継続協議されたCOP16の成果、結果について解説いただき、会員との意見交換を行いました。
また、あわせて2月26日に公表された欧州CSRD/ESRS「オムニバス法案」の概要について、日本企業への影響等も踏まえて解説いただき、会員との意見交換を行いました。